存在

秒針が 進む度 襲いくる 絶望に
己の無力さに 同時に気づいていく

それでも朝が来れば 街の孤独 無視するように
理不尽なほどに輝く 現在を照らす 無口な太陽

廻る時代の早さに 疲れ 立ち止まって
君に気づき 笑い合う時間が ゆっくり流れていく

不可解なほど 効能を発揮する 僕専用安定剤

確信の持てない愛 時に疑心暗鬼なほどに
己の醜さに鋭利な嫌気がさす

それでも夜になれば 全てを嘲笑うように
キザなフォルムで煌めく 深い闇を切り裂く流星

廻る季節の狭間で 涙 こらえている
変わりゆく時代にすら 今日も君は笑っている

幸せな未来 いつでも指し標す僕専用羅針盤

廻る時代の早さに 疲れ 立ち止まって
君に気づき 笑い合う時間が ゆっくり流れていく

廻る季節の狭間で 涙 こらえている
変わりゆく時代にすら 今日も君は笑っている

不可解なほど 効能を発揮する 僕専用安定剤
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