空っぽの器

わたしの記憶 全部ここに保存してあるの
好きな時 取り出して眺める事ができるの

自分で覚えもせず自動的バックアップ
感情もないままに ただひたすら…

記憶と記録はき違えて 忘れないから安心して
CPUに頼り切って 考える事を放棄して
このままだと わたしたぶん
存在意味なくなった 空っぽの器みたい

行ったこと無い場所の景色みることできるの
会わずにコミュニケーションとることだってできるの

受け売りの情報で頭でっかちになってる
偉そうに批評して ただ虚しく…

記憶と記録はき違えて 安全なとこで傍観して
CPUに頼り切って 考える事を放棄して
このままだと わたしたぶん
存在意味なくなった 空っぽの器みたい

感動もないままに ただひたすら…

傷つくのが怖いから 失敗するのが怖いから
自分の意志 見て見ぬ振りして簡単な方に流されて

記憶と記録はき違えて安全なとこで傍観して
CPUに頼り切って 考える事を放棄して
このままだと わたしたぶん
存在意味なくなった 空っぽの器みたい
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