Angel

終わりに縁取られた
あの理想郷で待ってる

去って行った痕を
見てた

穴を埋めるような
言葉探り合う痛みで
腫れている まだ

錆びたままで
何を問いたがる
舌を打つトリガー

見せられてる移ろい
あの日の歌
離れていく狂おしさが
何故か癒えない

冷たい別れの記憶が
あの温度をおしえてくれた
うっすらと憶えてる

畏れてばかりの目をした
二人でいてもそうだった
物語違え 演じた
いつかみた擬態のエンジェル

つかまえる そのいじらしさ
羽が落ちて
つい見とれてしまうなんて
秘密が終って
手招きする誘いを埋めていく

じっと黙っていた

言いそびれた思いは
ずっと忘れないさ
思いを
ずっと忘れないさ
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