星の首飾り

お前がいつもしてる
細くて優しい
星の首飾りが
つないだ夜空を

指を鳴らして
散歩にゆこう
この夜が明けるまで
古いステレオの
つまみみたいに
たくさんできらめいてる

お前のいつも泣いてる
細くて優しい
星の首飾りが
つないだ夜空を

まばゆい光で
朝陽が全て
きれいさっぱり
消し去って呑み込んだ
気分がいいね
何かひとつの
物語を
読んだような

煙突 屋根の上
並んで座って
すぐそこにある
未来を見上げよう

指を鳴らして
散歩にゆこう
この夜が明けるまで
気分がいいね
何かひとつの
物語を
読んだような

お前がいつもしてる
細くて優しい
星の首飾りが
つないだ夜空を

ゆっくりと
歩いて
歩いて
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