夕景スケープ

夕立ちが 惑星を洗い
家々はいくつもの明かりをともし始めているね
まるで灯台みたいに

ランタン下げなくても安心
人にそれぞれの 愛おしいドラマがちゃんとあるのなら

あぁ、僕も帰るところ 君のいるはずの家
あたたかな湯気の向こうから「おかえり」と言ってる

幾千もの星の中の
東京のはずれまで 僕だけの道標
幾千もの星の中で
君のことだけを見ていれば心配ないから

幾千もの星の中に
歓びも悲しみも 温かな湯気の中に
幾千もの窓にともる
一人一人にある光 その中に

幾千もの星の中で
君のことだけを見ていれば心配ないから

君のことだけを見ていれば心配ないから
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