眠れない惑星

ミルク色の月が 部屋に差しこむ頃
画面と見つめ合い アクセスが始まる

君は一体、誰?
僕を知っているの?
声のない会話が 今日も駆けぬけるよ

夜がいちばん青いところで
顔のない友達
誰かとつながりたい

みんな眠らない 眠れない
淋しさまぎらし
ああ 眠らない 眠れない
自分を探して
We play a kind of the game
A kind of the game
赤く目を焦がし
ああ 眠らない 眠れない
夜が溶けてゆく…

画面の中でなら 自由になれるから
ウソもホントもほら すべて同じことさ

僕達はいつしか 体温を持たない
名前さえ持たない生き物に変わるの?

虚しいとか楽しいだとか
そういう感情さえ
デジタルな文字の中

そんなことじゃない ことじゃない
僕がほしいのは
ああ 眠りたい 眠れない
ぬくもりと共に
We play a kind of the game
A kind of the game
宇宙のどこかで
ああ 眠らない 眠れない
君に逢いたくて

ああ 眠らない 眠れない
何を求めるの?
ああ 聞こえない 聞こえない
ため息も声も
We play a kind of the game
A kind of the game
赤い目をこすり
ああ 眠らない 眠れない
惑星が廻る

ああ眠らない
×