グライダー

満ち足りたこの街で 埋まらないのは心
忙しなく流れる人混み 誰もが同じ顔をして

Baby you照らしてよ この夢の行く先を
おろし立ての靴は泥だらけさ
Rainy blueな思い出が埃のように舞い上がる
それを吸い込んではクシャミが止まらない

どこまでも高く果てない空へ 銀色の翼で
光浴びて思うがまま 飛んでいけ グライダー
そっとそっと胸に秘めた ふくらみかけの想い
遙か遙か 君の元へ届けてくれたならいいな

この部屋に射す太陽が 口ずさんだメロディライン
寄り添うように だけどまっすぐに 臆病な心貫いた

Baby you笑ってよ みっともない泣き顔を
ぬるいソーダ水のような明日にさよなら
ねじ伏せていた 未来の真ん中に
鮮やかな希望が滲んではきらめく

どこまでも高く果てない空へ 銀色の翼で
誰かが決めた境界線を越えていけ グライダー
迷うヒマもないくらいの 流れ星のスピードで
いつか見てた夢の背中 追い抜いてしまえるように

黄昏空ふわり浮かぶ ちぎれ雲つないで
思い描く夢をのせて 飛んでいけ グライダー

どこまでも高く果てない空へ 銀色の翼で
光浴びて思うがまま 飛んでいけ グライダー
そっとそっと胸に秘めた ふくらみかけの想い
遙か遙か 君の元へ届けてくれたならいいな
×