ここから

悲しい別れがあった数だけ 出会いを又繰り返しぼくらはここまできた

きみにありがとう そしてきみにもらったやさしさを
胸いっぱい抱きしめて この場所で生きてゆく
空が青く澄み渡る理由は 人がどんなときも
未来を信じる気持ちを失わないから

そんな日もあったんだと 笑いあえる時が来るかな
今はただ疲れ果てて 夢を失った旅人
給水塔のフェンスまで朝露をはじきながら
追いかけた君のまぶしい汗 今も忘れないから

すすきの穂をかき分けて 風の香り吸い込んで
もういちどあの場所まで駆け出してゆく

きみにありがとう 声に出さず何度もささやいてた
無口な情熱 両手からこぼれてた
いくつ曲がり角越えて 人はその日に戻れるだろう
未来はここにある ここからまた始めよう

幾千の光の射す 雲の切れ間見えてるかな
「夢のカタチが今は違う だけど又歩き出せる」

枯れ葉の音踏みしめて 景色の広がる丘で
もういちど胸の扉 開け放ってゆく

きみにありがとう そしてきみにもらったやさしさを
胸いっぱい抱きしめて この場所で生きてゆく
空が青く澄み渡る理由は 人がどんなときも
未来を信じる気持ちを失わないから

ラララ
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