春は来る

春待つ蕾 木漏れ日の中 すり抜ける風は
長かった冬の 終わりを告げるように 優しくて
また一つずつ歳を重ねて 変われないままで
去りし日の思いは今も 叶わずに胸の奥で

強い日差しを追いかけた頃に
今でも戻れるかな もう顔を上げなくちゃ

桜舞い散るうららかな午後に
まだ蕾でも 明日を信じましょう
今でも背中に羽がないのは
ゆっくり歩いていくためかもね

雲行く空は ただ大きくて 憧れのままで
背中を丸めた影に 涙落とすばかり

無邪気なままで笑えてた春に
今でも戻れるかな 靴ひもを結ぼうか

菜の花萌ゆる車窓の向こうに
また新しい夢を見つけましょう
青空がこんなにきれいなのは
僕らがうつむかないためかもね

桜舞い散るうららかな午後に
まだ蕾でも 明日を信じましょう
今でも背中に羽がないのは
ゆっくり歩いていくためさ
菜の花萌ゆる車窓の向こうに
また新しい夢を見つけましょう
青空がこんなにきれいなのは
僕らがうつむかないためかもね
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