お酒は女の子守歌

岬廻(まわ)って 最終便の
淡い灯りが 着く波止場
心奪(うば)って 消えたきり
そうよあれから 三月(みつき)なの
ねんねんねんころ 眠れない
お酒は女の子守歌 ねんころり

時化(しけ)になりそな 気になる海は
波があなたの 声になる
一人暮らしの 母さんの
顔が浮かんで 眠れない
ねんねんねんころ 淋しいわ
お酒は女の子守歌 ねんころり

すぐに戻ると 云ったじゃないの
窓に揺れてる とまり船
あなた偲(しの)んで 切なくて
飲んでいるのよ 会いたくて
ねんねんねんころ 待つばかり
お酒は女の子守歌 ねんころり
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