海辺の街まで

いつのまにか日が暮れて
もう足元さえ闇につつまれて
僕はこれ以上歩けない

まるで棒きれのような足を引きずって
一日中歩き続けて
これ以上歩けない

もしも翼があったなら
今すぐ君のところへ
ああ……

ふと見ると向こうの山、あかく燃えている
気づけば朝日で僕もあかく染まっていた
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