夜明けの街でサヨナラを

一度だけあなたに恋をした
たったそれだけの話です
僕は星の数ほどの記憶を
忘れそうになっては思い出す
バイトのユニフォームの
ポケットから出てきた
何てことない手紙であなたを好きになったんだ

甘い夕景が包む空気で
だんだんと忘れていた言葉思い出したよ

潤った愛す声で
夢から覚めたら恋をして
夜明けの街であなたにサヨナラを
歌った
潤った愛す声で
夢を潜って溺れた
夜明けの街はいつだって
あなたを隠してる

涙落ちる音がレコードを擦り切れさせたって
冗談を言いながらハンモックに揺られる老後でも
あなたを思い出して
また会おうと考えて
くだらない理由をつけてこのまま眠りにつくのかな

甘い夕景が包む空気で
だんだんと忘れていた言葉思い出したよ

潤った愛す声で
夢から覚めたら恋をして
夜明けの街であなたにサヨナラを
歌った
潤った愛す声で
夢を潜って溺れた
夜明けの街はいつだって
あなたを隠してる

甘酸っぱい世界で僕はあなたに恋をした
傾く夜を尻目に今日も会いに行く

潤った愛す声で
夢から覚めたら恋をして
夜明けの街であなたにサヨナラを
歌った
潤った愛す声で
夢を潜って溺れた
夜明けの街はいつだって
あなたを隠してる
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