はなむけ祝い唄

夕陽の小みちで 手と手をつなぎ
並んだ親子の 影法師
花嫁姿に 心はしぐれ
幼い月日が 目に浮かぶ
娘の門出に はなむけ祝い唄

金襴緞子の 帯しめながら
花嫁御寮は なぜ泣くのだろ

夫婦の契りは 親子の契り
両家に家族が 増えました
三月桃の日 五月の節句
可愛いい初孫 抱ける日を
めでたさ重ねて はなむけ祝い唄

涙と汗とを いっしょに流し
歩いて行くのよ 長い旅
雨風雪の日 道づれだから
人の字みたいに 支え合う
二人の明日へ はなむけ祝い唄
×