第三楽章「Royal Tercet」

馬車に乗せられて 身柄を移された私
そう人知れず去った亡命貴族

屋上に咲いた あの美しい花を
どうかあの人のもと はなむけに

そう思い出の中の 兄妹(わたしたち)は
いつでもあの人に教えられたまま

悲しいから笑っていた
嬉しいから泣いていた
悲しいから笑っていた
嬉しいから泣いていた
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