私大陸

耳鳴りが 憂鬱(ゆううつ)と共に 大げさに襲いかかり
思い描いてた残像を 瞬間にのみこんだ

何を犠牲に生きて行くのか
人はそれぞれ道を求め 熱く 深く
陽射しと 月の中で

思い出が まぶたに揺れて 溢れて
戸惑いは勝手だね
この大陸を流れる血には まだあなたを沈めてて
いつしか 独りでに探している
ただ願う中 ああ 夢見てる

通り雨 優しさを胸に それとなく抱え込んで
覚えたての安らぎの中 思い出を呼び寄せてる

時に繕い 笑いながら
暗闇(やみ)に漂う波音が 熱く 深く
胸(ここ)にね 問いかける

永遠(とわ)に鳴く 海鳴りよ 涙運んで
戸惑いに とどめを
あなたの声を求めるまま この体は
あの日々の温もりを歩き出す 振り返らず
光を目指し 今 歩いてる
×