八月六日

晴れた日には空を見て雨の日には窓を眺め
小さな君がなぜ死んで弱虫の僕が生き残り

焼けた肌の少年の瞳は 刹那に消えた妹の影を追って…

答えはいつも見つからないあるのは空を恨む自分
心の母の優しさは誰かのためじゃなく今夜もまた君にあげたい

『過ち』は10年過ぎ去っても『過ち』のままで変りはしない
100年過ぎても『過ち』は『過ち』のままで変りはしない

許せ涙よ こんな世界に
許せ涙よ 期待はずれの僕に…

咲いては枯れる花のようにいつかは消える人の夢
君が歌ったあの唄は忘れないように消えぬ過ちに重ね…

見つめてた千羽鶴
横で君が笑っている…そんな気がして…

答えはいつも見つからないあるのは空を恨む自分
心の母の優しさは誰かのためじゃなく今夜もまた君にあげたい

ささやかなこの花を 君だけに…あなただけに…
途切れないあの歌を 君だけに…あなただけに…
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