茜色染まるころに

淡く 色褪せた 街並みのsign
「トキ」に 置き去られstay

ブレて ピンぼけた レンズ越しの日は
少しだけ 苦くて 痛いな

強がりなくせ寂しがりやで
暑がりなくせ風邪ひきの君
優しい季節を待ってたね

「永遠」なんてものはないけど
思い出はいつでもこの胸に
一つ 二つ 切なく揺れてる

風に ヒラリ 君は遠く
今もまだ 大切なひと
いつか めぐり会えるかな
茜色染まるころに

ふいに 降り出した 穏やかなrain
街を にじませるstain

一人 雨宿り 冷めきった珈琲は
いつもより 苦くて 甘いな

無邪気な笑顔とは裏腹に
意地っ張り 負けず嫌いな君
何度も ぶつかり合ったよね

「偶然」なんてものはないから
過ぎた日々全てに意味がある
霞む 想い 心にしみてく

頬に ポツリ 涙雨
同じ空 眺めてるかい?
いつか めぐり会えるかな
茜色染まるころに

見上げた雲間に やがて光溢れ
いつの間にか 雨は乾いて 君と待つ季節が香る

何気ない毎日を思い出し よみがえるありふれた瞬間
クダラナイ会話や流行のmusic 聞こえてきそうな写真たち

何もない ただ君といたdays 今ではそれがタカラモノで
優しくて儚い痛みを胸に抱えながら今日を生きてく

西日 ユラリ 影法師
君重ね 振り返ってしまう
帰る場所は いつの日も
ここにある 忘れないで

風に ヒラリ 君は遠く
今もまだ 大切なひと
いつか めぐり会えるかな
茜色染まるころに
茜色染まるころに
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