ほんとうの街につもる

真っ白い雪が降っている
その上に君の足跡が
ひとつひとつ残っていて
生きていると思うんだ

冬が過ぎ春が過ぎて
夏が過ぎ秋が過ぎて
もう何年も会ってませんね
きっとどこかでちらちら雪を

つもるつもるどんどんつもる
足跡も消えてなくなり
いずれ大きな山を作って
そこから君を
呼んでみたいと思うのです

つもるつもるどんどんつもる
足跡も消えてなくなる
だけど少しも悲しくないよ
そこには君が
見えるように思うのです
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