曽根崎しぐれ

凍えて冬越す 野の花だって 
いつかきっと蕾の 開く時がくる
お初天神 両手を合わせ
おみくじ引いたら 末吉や
ぼちぼち行きましょ 相合傘で
春の風呼ぶ 曽根崎しぐれ
  
路地裏あかりが 小雨ににじむ
ちょっと一本熱燗 飲んで行きましょか
愚痴を言うより ほろ酔い気分
明日の倖せ 信じましょう
ぼちぼち歩けば 何かに出逢う
肩を寄せ合う 曽根崎しぐれ
  
根もなし名もなし ないないづくし
いいのいいの大きな 夢があるやない
あんた負けたら 投げたらあかん
うちかて後ろに ついてます
ぼちぼち二人の 出番も近い
浪花人情 曽根崎しぐれ
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