雨に煙る街

雨に煙る街でひとり
お茶を前に外を見ている
いくら待っても 君は来ない
そんなに深い 理由はないのに
こわれてしまった ふたりの恋よ

この街で君を恋した
ミュージカルをふたり見たっけ
お酒を飲んで 唄いさわいだ
ふたりのあれが 青春なのか
流れる雨粒 黄昏どきよ

街に灯りふえてまたたく
君のいないそんな生き方
探すことは 今も出来ない
今さら僕の こんな女々しさ
帰らぬあの頃 ふたりの恋よ
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