ポロメオノワ

clear 気づいた時は草いきれの中
clear 遠くひらけてる緑の世界に一つの赤

何度も空目指す丸い小さい赤
「ここどこ?」
「誰もいないの?」
「寂しくはないの?」
「どうしてここにいるの?」
「その小さな羽で空まで行けるの?」

碧が君を隠しても 想彩の雨に濡れても
この空にイエローを足してきっと見つけるから

「ねえ そう 君はどうして背中が赤いの?」

「知らないさ、どこだっていいじゃない」
「ずっと一人だよ」
「ずっと一人だからね」
「気付いたらいたんだ」
「行けるさ」

「君が見つけやすいように、じゃない?」

君がこの素敵な景色を見せてくれるから
いつかあの空まで連れて行こう

碧が君を隠しても 蒼彩の雨に濡れても
この空にイエローを足してきっと見つけるから

「ねえ そう 気付いてた? 君の背中も赤いの」
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