風の舟唄

あんたの背中に 赤い夕陽がおちて
ヒュアラリー
西の山々 もう暗い

瀬戸の汐風 南の山をこえて
ヒュアラリー
海のかなたへ とんでいく

段々畑に 赤い花が咲く頃
ヒュアラリー
風に吹かれて 泣いたあの夜

盆のおくり火 かえらぬ人を呼んで
ヒュアラリー
遠い海なり 聞こえてやまぬ

舟こぐ男の 体に風が吹き荒れ
ヒュアラリー
灯りをつけても 吹きやまぬ
×