泣かずにいられない

だから大丈夫よ わたし大人だもの
最初の人でも 最後でもない
たかが 恋じゃない

そうね 寂しいのは 二人 苦手だから
人ごみまぎれて 別れましょうね
次の交差点

だけど何のために 泣かずにここまできたの
あなたよりも 好きな人は
いないと分かっているのに

少し離れたまま ついて行きたいのに
どうして 涙が止められないの
あなたが 見えない

ひとり 生きてゆける こんなわたしよりも
かばってあげたい 人ができたの
仕方ないじゃない

少し 寂しくなる 部屋がガランとする
電話を待つのも テレビ見るのも
紅茶を飲むのも

だけど何のために 泣かずにここまできたの
もっと上手に愛されて
素直になれたらいいのに

街の明かりの下 あなた 振り向いたね
バカだね わたしは 人ごみの中
立ち尽くしていた
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