ごめんね、いいコじゃいられない。

チャイムが鳴る前にくぐり抜けた 大人たちの灰色の目
他愛も無い会話 途切れぬまま 坂道を下ってく

何をするでもなく 行く宛さえもなく
ただ、あたし、今はね
どんな忠告も 耳をすり抜ける
まだ まだ 好きにさせて

ごめんね 絵に描いたような優等生はらしくないわ
シャツのボタンをふたつ外して
路地裏の抜け道 甘い誘惑は未知
誰にもまだ話してないあたしの秘密を今夜教えたげる

いつだって自分が一番正しい? 馬鹿みたいな話だね
教科書の通りに操られるなら ひとりで生きていくわ

どうせわからない わかるはずもない
だからあたし、誰にも
指図はさせない 同情もいらない
もういいよ えらそうに

アナタの思惑通りの大人になんかならないわ
綺麗なことばっか 並べないで
ピエロのような顔 その笑顔の中を
誰にもまだ暴かれてない仮面を あたしが今夜剥がしたげる

頑なにいつも 譲ろうとしないね 大人げないプライド
どうせみんなそう 自分が可愛い もういい加減にして!

ごめんね…絵に描いたような優等生はらしくないわ
シャツのボタンをふたつ外して
路地裏の抜け道 甘い誘惑は未知
誰にもまだ話してないあたしの秘密を今夜教えたげる
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