こんな僕そんな君

つき合ってから 手もつなげないまま
つき合う前とはこれといって変化はないよ
告白したあの日 僕の鳴り止まない胸の音と
忘れられない 君の照れた顔

僕があげた安いネックレス
喜んで毎日つける君
もう かわいいなあ…

君の手を握りたいのは 嘘ではなく本心だけど
二人並んで歩いてると それだけで満たされちゃうのさ

君には清純な白が似合う
まるで君の心映すみたいだから

僕があげた安いネックレス
「値段なんて関係ない その気持ちが宝物」

ヘタレな僕の不甲斐無い行動力の無さを許して
本当は君のその細い指に想いを馳せてたよ
君の笑顔に隠された 君の本当の気持ちも
その時はまだ何も知らず その笑顔を愛していた

ある日見てしまった 君の本当の姿
君の首には いつもと違う派手なネックレス
他の男の肩に身を委ね
僕のことを「物足りない」と呟いた

経験豊富な女の子 僕じゃ物足りない女の子
清純だと思っていた 僕には刺激が強すぎて
本当は本当に君のその華奢で白くて綺麗な肩を
一度は抱いてみたかったよ
走り去るには力がないから
歩いて帰った
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