さよならは夜明けの夢に

おやすみのキスはまだ
夜明けまでに 荷物まとめて
ドアをそっとあければ いつものように
星空に 月は笑う

窓には指で書いた
透きとおる 書きおき残し
ドアをそっと閉じれば 想い出だけが
流れる 夜露となって

見捨てられた パパとママ
もう何もかも 好きにさせたのに
あの娘は遠い所

見捨てられた パパとママ
もう何もかも 好きにさせたのに
あの娘は遠い所

レモネードにパイの朝
髪をなでる 大きな手の
パパのジンのにおいを忘れたのかい
さよならは夜明けの夢に
×