Yes

ねぇ 君の名前を教えて 誰も知らない 君がつけた 本当の名前
そう 君は小さな小説家 ひとつひとつ紡ぐ言葉 迷いながら

吹きつける風には 耐えきれずに 飛び立つ鳥たちを 見つめていた
それでもこの場所に とどまるしか 僕たちにはないなら

Yes もう一度 置き去りのその夢に 手を伸ばしてみて欲しいんだ
そう ありふれた 恋の歌なんかより ずっとずっと価値があるから

そのままで

そう 慌ただしい日々の中で 大事なこと忘れたような 気持ちになるよ
もう 一人きりの部屋でそっと ペンをとることもなくなる Good Night

呆れた評論家が 首を振って 君の描いた夢を 破り捨てる
それでも変わらずに 輝くもの 見つけるしかないから

Yes もう一度 美しい小説の続きを書いてほしいんだ
そう 傷ついて 閉ざしたあの夜の 痛みが導いてくれるから

そのままで

報われぬ心を休めて 暗闇のあと 朝がやってくる
ちぎれた雲が ひとつになるように 君をつくる道

Yes もう一度 その胸の宝石に 手を伸ばしてみて欲しいんだ
そう 退屈な 恋の歌なんかより ずっとずっと価値がある

Your Soul 描いてね 夏空の蒼さを! 燃えさかる海の色を!
Try 大丈夫 夜明けをずっと待ってる 誰かにきっと響くから

そのままで
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