私は憶病者

この頃あなたに 会うのがこわい
電話のベルが背中をなでる
何をうつすの わたしの瞳
うまく言葉では 言えないみたい
わかってもらえるかも わからない
だけどこれが せいいっぱいなの
わたしにやさしくするのと同じくらい
あなたにもやさしい あなた
こびりついた愛が ひとつ
わたしは憶病者
あなたに会うと何も言えない
わたしは憶病者
あなたに会うと何も言えない

わたしは憶病者
あなたに会うと何も言えない
わたしは憶病者
あなたに会うと何も言えない

この頃 橋を 渡るのがこわい
誰にも見られず川に飛びこみ
もがくわたしは 空に叫ぶ
しあわせもくるしみも わたしはいらない
静かな流れに ただ身をまかせ
それがあなたを 怒らせたの
あなたにやさしくするのと同じくらい
わたしにもやさしい わたし
こびりついた愛が ひとつ
わたしは憶病者
あなたに会うと何も言えない
わたしは憶病者
あなたに会うと何も言えない

わたしは憶病者
あなたに会うと何も言えない
わたしは憶病者
あなたに会うと何も言えない……
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