女のひとりごと

遊び上手と 気どってみても
男ごころが わからない
いつも私は 尽くしてしまう
捨てられやすい タイプなの
いつか覚えた わかれぐせ
夜に泣いてる 女のひとりごと

飲めぬお酒を わかれ間際に
もっともっとと 強がって
ひとり芝居に 酔いしれながら
あなたの胸で 眠らせて
思いがけない 幸せを
夢に見ている 女のひとりごと

花を届ける ちっちゃな春が
通り過ぎてく この街を
潤む灯りに 誘われながら
切なく燃える 残り火よ
爪を噛むのも わかれぐせ
未練とまり木 女のひとりごと
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