悲しい夢

浅い眠りの中で
見知らぬ人がささやいた“さようなら”
私裸足のままで
消えてく背中追いかけた“行かないで”

小さく声をあげて目が覚めた
頬をくすぐる光が なつかしいキスならいいのに

悲しい夢を見た朝は ひどくあなたに会いたいの
まぶしい笑顔たぐり寄せ 揺れる孤独を溶(と)かしたい
この心はやわらかなまま
Ah 会いたい…

好きな季節の香り
もうすぐ夏がやってくる“側(そば)にいて”
いつか会う日のために
あれから髪を伸ばしてる“似合うかな?”

ソファーにもたれ名前つぶやいた
胸が潤(うる)んできたから 心地いいタオルが必要

悲しい夢を見た朝は ひどくあなたに会いたいの
こんなに青い空なのに ひとり小部屋(こべや)でうずくまる
つま先まで震(ふる)えてるから
Ah 会いたい…
Ah 会いたい…
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