夜霧

長い黒髪 濡らす夜の霧
抱いたお前の 細い肩
腕に伝わる 温もりが
俺の体で 熱く 燃えてる
ふたりだけでいたい いつまでも
霧の夜更けの しのび逢い

あなただけなの 瞳うるませて
すがるお前の 可愛いさよ
いつか幸せ つかむまで
せめて今夜は 愛に 溺れて
ふたりだけでいたい 夜明けまで
霧の酒場の しのび逢い

逢えば別れが 辛い口づけを
霧が包むよ 夜の街
たとえ運命が 邪魔しても
俺はお前を 離す ものかよ
ふたりだけでいたい いつまでも
霧の夜更けの しのび逢い
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