戦場に陽は落ちて

戦いすんだ戦場に
夕陽が紅く落ちて行く

今まで敵と闘った
面影なんか何もない

遠くの空を見ていたら
知らずに何時か泣いていた

今頃どうしているだろう
やさしいぼくのお母さん

あの娘は今もぼくのことを
心に抱いているかしら

勲章なんか欲しくはないよ
あの娘のそばへ帰りたい
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