サヨナラの裏側で

遠い日のあの約束
果たせるわけもなく
なんとなくせわしなく
季節は巡っていく

夕焼けに染まる道に
伸びた二つの影
君の方がやけに
大きく見えた

誰かのせいじゃない
自分自身の不甲斐なさも
思い知って思い出した
君がいたあの頃

「サヨナラ」の裏側で
「また会えたら」を隠してた
それぞれが強く信じてる
未来へ行くために
不安だらけの今日だけど
希望に溢れた歌を連れて

誰かと較べる度
虚しい気持ちばかり
僕は僕で良いと
君が肩を叩く

一緒にいた時間だけが
輝いて見えるけど
僕らが生きるのは
素晴らしい明日だ

遠回り、すれ違い
不器用な暮らしだけど
二度とないことばかり
全て道標に

一人きりの旅路で
時に何かに迷うけれど
巡り会うもの全てが
僕を強くする
沈む夕陽を見送る
まだ見ぬ朝に願い込めて

この街を離れ
夢はかなえられたかい?
いつか教えてよ
君が辿り着いた その場所を
僕に

「サヨナラ」の裏側で
「また会えたら」を隠してた
それぞれが強く信じてる
未来へ行くために
不安だらけの今日だけど
沈む夕陽を見送り

希望に溢れた歌を連れて
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