おおかみ少年

もうじき夜だなあ 月灯りが何か言うんだ う、うん
夜には僕が誰かわかんなくなる
月が耳元でやなこと言うから

自分の心まで食べてしまう僕
結果、アイソ笑い、日々気遣い
僕すら僕の心を知らないふり
いつか跡形もなくなってしまう前に

誰か信じてくれないか 自分さえも信じられないんだ
誰か 誰か 一緒に居て 怖くなんてないよ きっときっと

通りがかったのは 月灯りに照らされていた ああ
影には強い心映してるようだ
君は耳元で小さく歌った

白いその総てと まるで違う僕
何故か君と出会い、日々知り合い
僕にはまだ言えない秘密が残った
いつか君だけは 失ってしまわないように

もう逃げたりしたくない
この耳に残るあの歌 信じてみれば

誰か信じてくれないか 自分さえも信じられないなら
影が覆うこの夜は 聴こえるでしょう、すぐ傍に
怖くなんてないよ きっときっと
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