ジャガーノート

何故だろうな どうしてかなぁ 緋い空が呼んでるようだ
苦しそうに笑う君を夜の闇が覆う

手のひらの淡い熱を 消さないように 忘れないように
声を上げれば

いつか誰かの傷跡に寄り添うことができたら
そう願うせいで溢れ出る罪深い感情は
か弱いけどいいよ 綺麗じゃなくてもいいよ
失いながら転がってく

戻れない道があって 振り返って 臆病になって
正しいのかわかんなくなって 秒針は進んだ

君の体温 君の声 聴こえるんだ 鼓動の音
それだけでいい

そして誰かの手のために闘うことができたら
そう願うせいで生まれ出る欲深い怪物は
醜いけどいいよ 綺麗なだけよりいいよ
ほら叫び足りないんだろう

夜更けの溜息はやがて朝に変わり
同じだけの光が降り注いでた
もう二度と僕らが出逢うことはないとしても

いつか誰かの傷跡に寄り添うように歌えたら
そう願うから繋がってく 疑いも絆も
ごちゃ混ぜでもいいよ 綺麗じゃなくてもいいよ
ただ歩く足があればいいんだ
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