intention

音もなく進んでゆく 時計の針が刻んだ
現実は道標と 星達が囁く

彼方から呼びかけてる 形の消えた言葉に
存在を確かめては 闇の中消えてゆく

『紅く染まる記憶』

降りそそぐ風に乗せて 遙か滲む空に
さそり火が揺れる 脆く 次元の狭間に
その瞳にうつすのは 現在を越えた未来
重ねた痛みも やがて消える
そう思えた…

ひび割れたアスファルトに 響いた夜の足音
誰のため生き続ける 答えのない 永遠

失った自我の中で 欺瞞に満ちた誘惑
繋がりは孤独だけと あの空に呟いた

『蒼く揺れる心』

無限に広がる軌跡 何度繰り返せば
たどり着けるだろう 側で輝く光に
弱さを抱えた涙 誰も気付けなくて
また一つ 雨に沈む景色
探していた…

降りそそぐ風に乗せて 遙か滲む空に
さそり火が揺れる 脆く 次元の狭間に
その瞳にうつすのは 現在より遠い未来
重ねた痛みも やがて消える
そう思えた…
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