女ひとり酒

女の涙か 雨が降ります
こぼれるため息 にじむ店灯り
ひとりの酒は こんなにつらい
酔えば 恋しくて
今ごろ誰と どこで雨やどり
あなたに逢いたい せめてもう一度

離れていました いつか心が
知らずにいたのは ばかね私(あたし)だけ
ひとりの夜は こんなに寒い
酔えば せつなくて
つめたい雨に 消えたうしろ影
あなたに逢いたい せめてもう一度

夜ふけの止り木 揺れる面影
女のしあわせ なんで背を向ける
ひとりの酒は こんなに苦い
酔えば 泣きたくて
終った恋と 決めたはずなのに
あなたに逢いたい せめてもう一度
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