階 −きざはし−

海を渡る風は夢の匂い運び
燃ゆる瞳をなお紅く染めてゆく
耳を澄ませばいま遠い国の調べ
胸の琴糸を甘くゆらしてくる

時が来れば野を駈けても
行かなけりゃ行かなけりゃ
悔やむ気がする
あなたにはあなたには
夢を信じていてほしい
僕は今橋になる
夢を渡らせる為の橋になる

人はいつも胸に穏やかな覚悟を
抱きしめながらも夢を追う階
美しく生きたい終の宿までは
愛に支えられ遥か旅路を往く

時が来れば野を駈けても
行かなけりゃ行かなけりゃ
悔やむ気がする
あなたにはあなたには
夢を信じていてほしい
僕は今橋になる
夢を渡らせる為の橋になる

あなたにはあなたには
夢を信じていてほしい
僕は今橋になる
夢を渡らせる為の橋になる
×