おんな夜景

船のあかりや 灯台の
港夜景が つらいのは
あのひとの顔 浮かぶから
さびしいこころを ちぎって投げりゃ
いいことばかりを ああ 想い出す

旅のホテルの 窓からは
町の夜景が またたいて
消えたしあわせ 夢あかり
おんなの涙を 敷きつめながら
未練が揺れます ああ 恋あかり

春を競って あでやかな
桜夜景の 人波に
ひとりぼっちで はぐれてる
どうしてあの時 大声あげて
追いかけなかった ああ 悔みます
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