イヤリング~tears of two~

思いがけない電話が浅い眠りを覚ました
あの人の声を聞いた 三年ぶりに
“明日は君のBirthday プレゼントを届けるよ”
ためらいを押えながら服を着替えていた

さよならをしないままふたりの恋は終わり
私には静かに生きてゆく人がいるの

困らせないで
あなたとの夢も想い出へと閉じ込めて
気まぐれだけで優しくしないで
夜明け前にベルが鳴る

紅茶を飲む横顔がなぜか遠くに思えて
どうしたの?今になって 何も聞けないまま

よく行ったレストラン 名前が変わったよと
つぶやいたあなたを抱きしめてあげられない

わかっているわ
一緒に生きてく勇気がもうなかったの
悲しい想い そっとほどくように
開けたpresent 金色のearring

追いかけないで 淋しいだけなら
私はもう幻よ
悲しい想い 隠してつけたら
ふっとゆれた 金色のearring
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