さよならミライ

いつからだろう 僕らが手を繋がなくなったの
さよならミライ雲に浮かぶ笑う君を 掻き消してゆく

無機質な街の真ん中 不意に立ち止まったらさ
思い出の場所に囲まれてた 見上げた空 大げさに晴れてた
待ち合わせは日曜日 手を繋いで歩いた大通り
今となってはくすぐったいような ラズベリーみたいなgood time

「けど」「でも」「俺」「ごめん」ワガママを並べてばっかで
また君の優しさに なんとなくで甘えてたんだね
交わらない気持ち同士 寄り添ったところで一人ぼっち
いつも悲しそうに笑ってたってことは分かってた

通り雨さベイビー どうにかなる平気
太陽がおやすみを告げる前に
大きく手を振って過去にバイバイ
あのときの君はマボロシ

さよならミライ 目を閉じれば 明日の音が聞こえる
もしも時を戻せたなら 笑う君をまた見れるかな

クローゼットじゃ隠せない 捨てれなかったままあるペアリング
君を想う時間 失ってからが1番長いと知った
今でも君の好きな所 100個以上10秒で言えるのに
もう使い道のない特技 僕は君がいないと無理

でもなぁ良いも悪いも昔話 もう出会った頃の2人じゃない
愛されるより愛したい なんて言ったら君は笑うかもな
今月の蟹座の運勢が 全てうまくいくって言ってんだ
そんなくだらない雑誌の占いさえ 信じてみるよ

通り雨さベイビー どうにかなる平気
太陽がおはようを告げる前に
大きく手を振って空にハイタッチ
同じ月を見ているかな

いつからだろう 僕らが手を繋がなくなったの
さよならミライ 雲に浮かぶ笑う君を 掻き消してゆく

愛と悲しみ隣り合わせ 世界に溢れてる同じ数だけ
恋愛に正解も不正解もないから 例外も絶対もない
確かなのに不確かな物 信じ合えるさ2人なら、と
また甘い言葉で愛が始まり 心じゃいつも何か足りない

見知らぬ他人の男と女 元々そんな関係だから
アンバランスな愛のレベル 分かり合うなんて大それてる
運命だなんて まさかね 永遠は思い出の中だけ
でもこれだけはハッキリ言える 君に会えて良かった

さよなら 愛の意味を こんな僕に気付かせた人
またどこかで会えるのなら その時は2人笑顔で
さよならミライ 今なら 少しだけ分かる気がする
ぼくらのミライ 今始まる まだ知らない明日を描いてゆく
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