何万光年 漂うのか
蒼い星の光は

何十億もの生命 散らばる
瞳の数だけ 望む景色がある

砂漠の街は 雨を求め祈り
争う街は 勝利者を称える
めぐる おもい すべて 真実で

誰しもが願うだろう 安らかな幸せを
そうそれは 愛の歌 儚くも鳴り止まない
のびていく 空へ

ガラス細工の迷路のように
目の前にいる互いに触れられない

旅立つ者は 振り返らず進み
見送る者は 静かに時を待つ
めぐる おもい つなぐ 本能が

形あるものはみな 消え去っていくのだろう
でもきっと 愛の歌 儚くも鳴り止まない
のびていく 空へ

またたく星の蒼い光は そう
脈打つ鼓動 重なる愛の歌
めぐる おもい いつか ひとつに
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