やさしさにさようなら

「誰れかほかのひとのために生きるの
私は傷ついて息もできないほど」

僕がつくる別れのうたのように
――ワインとあなた 僕と迎える夜明け――

冬の寒さと安らぎの夜を
分かちあう日々は過ぎて
愛は消えた

あなたのいない部屋 もどかしい午後

限りないやさしさにさようなら
僕も今日この部屋をでてゆく

このうたが流れて どこかできけば
あなたには分かるだろう この切ないこころが

ことばとメロディーひとつになって
愛のうたを奏でるように…戻って!

あなたの愛はすべての哀しみを
乗りこえてやわらかく僕を包む

帰らぬ日々よ 哀しいうたよ
どこかできいてくれたら

ことばとメロディーひとつになって
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