アマグリ

暑い砂漠のど真ん中で
喉をからして
歩き続けオアシス探す
一人のヤブリス
水はどこか 茂みはどこか
迷いながらも
闇夜の中見つけ出した
ひとつの甘いクリ

見た事無い果実に
戸惑いながらも手探り
胸の高鳴りが抑えきれない
夢の様な時が流れて
弾けてしまう前に
一度だけでも良いから
その甘い蜜を僕に下さい

触れて触れ続けて
今始まる物語
誰にも明かさない 秘密の愛
揺れて揺れ続けて
熱帯びてく物語は
アマグリ ヤブリスの燃えるような
アバンチュール

未開拓の大地に足を踏み入れた
山々乗り越えて谷を下り
オアシスを取り囲む滑らかな谷
目移りしてしまいそうで、、、
やっとやっとここまで来れたのだから
後は森を抜けるだけだから
朝日が昇るその前に前に
更に歩みを進めようか

さかのぼっても誰もがその魅力に
打ち負けてく
まるで操られたマリオネット
僕の物に出来るならば
ピエロにでもなるから
一度だけでも良いから
その甘い蜜を僕に下さい

触れて触れ続けて
今始まる物語
誰にも明かさない 秘密の愛
揺れて揺れ続け
熱帯びてく物語は
アマグリ ヤブリスの燃えるような
アバンチュール

エキゾチックな夜に溶けても
まだ繰り返される
頭の中を白く染め合う、、、
獣のようにまとわりつく
何度も交わり合う
一度だけでも良いから
その甘い蜜を僕に下さい

触れて触れ続けて
今始まる物語
誰にも明かさない 秘密の愛
揺れて揺れ続けて
熱帯びてく物語
たかがクリとヤブリスの燃えるような
アバンチュール

Ah アバンチュール
×