最後の丘

こんな広い星に ひとりぼっちで
暮らしてるみたい 手を握りましょう

そんな時はふたり ふたりぼっちで
流れゆく月を 眺めてましょう

どんなつらい事が 君にあっても
抱きしめあってたり なぐさめあってたり
すればいいの

たとえ君の瞳(め)が 何色でも
流した涙は 海へ続く

なんの境もなく 空に返る
ほほえみあってたり 温(あたた)めあってたり
すればいいの

それぞれに愛し それぞれに信じたら
きっと驚くよな 光が射してくるのよ

だから遥か遠く 指差してて
落ちこぼれてたり 恥ずかしがってたり
してもいいよ

目の前で起こる 悲しいこと
不思議な奇跡に キスをしましょう

そんな時もふたり ふたりぼっちで
薄れゆく明日(あす)を 追いかけましょう
だから……
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