月の光

月の光 ささやく波音
二人の時間が 夜に溶けてゆく

森の小径(こみち) 手をつなぎ歩く
湖のほとり ただ君を抱きしめた

思いのまま 君と生きてゆきたい
何度も描くけれど たどり着けなくて

見つめ返す 瞳にそっと誓うよ
この確かな温もり 離したくはない

蒼い月に 優しく照らされ
不思議に心が 穏やかに透きとおる

風がさらう 過ぎた日々の悲しみ
夜空の遥か彼方 光る星になる

愛を詠う 静かな月の調べ
清らかに流れゆく 二人を包んで

夜明けまで このままで
ひとときの夢の波間
満ちてゆく 幸せの光

思いのまま 君と生きてゆけるなら
たとえ何があろうとも きっと乗り越えられる

見つめ返す 瞳にそっと誓うよ
誰よりも愛してる 深く心から
今もこれからも ずっと君だけを
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