娘が嫁ぐ朝

車で娘と二人 お前にあいにきたよ
野の花咲いた しずかな丘に
眠るお前は 倖せ者さ
声も聞きあきていたさ 顔も見あきていたさ
悲しくて目を (悲しくて目を)
おさえたんじゃない (そうさそれだけ)
空の青さが まぶしいだけさ

想えば今は遠い 愛を誓った日
時計台見上げる 古びた教会

何日も口をきかず 別れて暮してみたね
不思議なものは 男と女
いつかたぐり寄せた 心の糸
あいつが嫁いで行けば 私は一人家の中
お前はいつも (お前はいつも)
私と居るだろう (一緒に居るさ)
わずかに残った この人生を

も一度だけ お前と腕組み歩きたい
時計台に続く レンガのあの道

も一度だけ お前と腕組み歩きたい
時計台に続く レンガのあの道
×