決断の時

2月の朝

降りつづいた雪も 今朝はやみ
銀色の街が めざめていく HO HO HO HO…

これから 今日と云う日が 始まるのだ
私は 決心をしようと 思っている

あの人と共に生きようと

今日と云う日が 今始まろうとしている

2月の朝 5月の雨

傘のしずくが 胸を突き
心がゆれるのを 感じている HO HO HO HO…

こうして 平凡に 明日と 向かうのか
他にも 何か答が ありはしないか

もう少し時を 置くならば

未だすべてが 間に合うような 気がする

5月の雨 9月の夜

眠れぬ 窓に 星の海
誰も 一人では 淋しいのだ HO HO HO HO…

未来を 秤にかけて いるんだろう
いつの日か 悔やむ事を おそれている

はるかな道を 夢見れば

ためらう事も 旅の途中と 思えば

9月の夜 12月 愛

今 運命の河に出る
乗るも乗らぬも舟はひとつ HO HO HO HO…

行く先に たどり着けるとは かぎるまい
それでも 二人で行って みたいのだ

互いに 選ばれた 仲だから

迷うからこそ 真実の流れに 近いはず

12月 愛 4月の朝

こんな 重大な 出来事も
いつかは 忘れてしまうものだろう HO HO HO HO…

それゆえ こうして生きても ゆけるのだ
愛して すべっても もう 離れまい

何かのためじゃ なくていい

手をとり合えば 今日が始まる ここから

4月の朝 4月の朝
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