ワインカラーの記憶

ワインカラーに染めてる 暮れなずむこの都会(まち)の
どこかであなたも住んでいるはず きっと誰かと
めぐり逢いそして別れ 涙も枯れたいまは
悲しみそれさえ懐かしくなる 愛の面影
季節がひとつ変わるたびに 誰かと
遊びの恋をしてみるけど わたしは
まだ愛してる あなたのことだけを
まだ愛してる せつないくらい

硝子(ガラス)窓のむこうには しあわせそうなふたり
眩しいぐらいに若さふりまき 語り合ってる
季節が人の心の中 変えても
並木の様子変えてみても わたしは
まだ信じてる あの日の愛だけは
まだ信じてる いじらしいほど

まだ愛してる あなたのことだけを
まだ愛してる せつないくらい
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