ロケット走馬灯 feat. CUL

昔々…でもない今 あるところに 僕はいました
惰性の上に成り建った この街に生きていました

ある日のこと 僕はお気に入りのファーストフードで
新商品が発売されたというので 向いました
意気揚々と よだれ拭き取って

そしたら すげー小さな 隕石が 僕に直撃して吹っ飛んだ

打ち上げたロケットに乗って 廻る景色眺めてました
懐かしいアイツやコイツや君の喜怒哀楽など
ナダソウソウと 僕に流れ込む

そしたら すげー大きな やさしさが 僕に直撃して貫いた

失ってから初めて分かるなんて
馬鹿は死ななきゃ治らないな
気付いた 焦った 怖いな 頑張ろう
…今更意味ねえ 意味ねえ!!

と思うじゃん?

回収班 僕の細胞を手っ取り早くくっつけ
ここは西暦3000年 走馬灯は今じゃ観光名所
気軽に楽しむ臨死体験です
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